ミッシングの3のネタバレレビュー・内容・結末

石原さとみが凄い！と言われるが中村倫也も良かった。
報道局の中ではある程度"倫理観"があるように描かれてるが、考えてるようで空っぽな人間にみえる。中村倫也の目となんとも言えない声色がそれに完全にハマっていた。
そんな人間に「考えすぎるくらい考えましょうよ」と言わせる皮肉。

ただ作為的すぎるのか度々集中力が途切れてしまった。ヤクルト1000、歩きスマホの口論シーンはあざとく感じた。
誹謗中傷に激昂するくせにあなたも他人に同じことやってますよね？的な描写も陳腐に感じた。
（タンクローリーは何かのメタファーなのか？）

ただ逆に吉田監督の過去作は見たくなったので機会あれば鑑賞してみたい。