チョコ山

ミッシングのチョコ山のネタバレレビュー・内容・結末

ミッシング(2024年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

ずっと人の悪意に振り回されて、
ずっと自分の声は届かず、
ずっと人生、人格、目標を否定される。
それでも生きていくしかない。

吉田監督の性善説には、人間のしょーもなさすら業として肯定するような視点がある。

中村倫也演じる記者も10年後は慣れてしまって、なりたくなかったあいつや上司になる可能性もある。
人の優しさなど一瞬の気の迷いのように思える。
それがどうした!人間の思いやりは清らかだ!
寄付金は偽善でも売名でもなく善行で、それを否定することこそ無価値であるように、わずかな希望を頼りに、生きていく。
チョコ山

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