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ミッシングのさのネタバレレビュー・内容・結末

ミッシング(2024年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

物語は比較的、中村倫也(記者)目線で進んでいく。
前情報として石原さとみが監督に猛アプローチの末、出演したと聞いており、自分の中で期待値が高かった分、石原さとみの演技力やポテンシャルに対して、少しもったいない役に感じた。

ヤンママの設定で、おそらく世間の目から見て、「子供をほったらかしてライブに行っていたお母さん」として責めやすいキャラ設定を上乗せしたと推測できるが、石原さとみにヤンママは似合わないし、その設定がなくても十分世間からの責めをうける演技ができる実力があると思う。

その分、夫の青木崇高の演技力が光った印象。

ストーリーとしては、何も起こらないが故の中弛みの時間があったのは否めない。
一方で、この日本や世界のどこかで実際に起こっている事件でもあると考えられる分、本当に何も進展がないという点は現実的と捉えることもできる。
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