正直なとこ石原さとみに演技派ってイメージは全く無く
仕事バリバリのキャリアウーマン
恋愛も満たされたいキラキラ女子
それで自分磨きもスキルアップも妥協しない
そんな進研ゼミ(大人版)みたいなマインド
胃もたれしそうな港区感
大変失礼ながらそんな偏見イメージ
申し訳ありませんでした!!!
鬼気迫りすぎて凄すぎて、もう逆にメンタル心配
吉田恵輔監督と石原さとみ
そんな想定してなかった座組に
特報の時から期待値が限界突破だったのですが
まあ凄いです
出演者の素晴らしさは言わずもがな
地面に落ちたチラシのインサート撮影
たまたま発してしまった名曲のフレーズ
弟と聴く車中で流れる曲
こんなシリアスなお題でもお構いなしな意地悪な笑い ※褒めてます
吉田恵輔監督には躊躇がない ※褒めてます
登場する全てのキャラクターに寄り添いながら突き放す
辛い出来事や記憶はどれだけ時間が経っても決して消えない
それでも日々積み重なる出来事がその苦しみを和らげたり抉ったりその繰り返し
それでも日常の些細な幸せに心穏やかにして何かを思い出してそっと泣く
人生って理不尽に残酷なくせに、無条件に優しすぎたりする
そんな全てがこの一本に凝縮されてます
作品毎に期待値を裏切る事なく更に幅を広げ続ける吉田恵輔監督
吉田恵輔作品にハズレなし…いや、もう単に傑作しか撮れないだけ
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劇場:T・ジョイ PRINCE 品川
日時:2024-05-19 10:30
タイトル:ミッシング
シアター名:シアター6
座席:F-12