ミッシングのももたのネタバレレビュー・内容・結末

人間がすごく気持ち悪くて、好きとか嫌いとかいう指標で測れない作品だったけど、自分にとっては絶対に観るべき作品だったように思う。
沙織里は元々気性が荒くて極端な考え方の人物だと思っていた。それこそが作中の誹謗中傷者たちと同じ、一部を切り取りわかった気になっている偏見なのだろうが、さくらちゃんが見つかったあとの「よかった」で、豊の沙織里への愛情に納得がいった。
ビラ配りをやめる日は何年後なんだろう。行き場のない悲しみや怒りの諌め方、それにかかる月日は本当に人それぞれなんだとこの映画を通して学んだ。
一生懸命に愚直に、他人に愛と敬意を持って生きようと思う。