このレビューはネタバレを含みます
映画館にて鑑賞。
子どもが行方不明になった夫婦とそれを取材する記者という、どう転んでもハッピーにはなり得ない題材なので、配信ではなく気合いを入れて映画館に来ました。
出ている役者さんたちは素晴らしい演技でしたけど、特に男性陣、父親、記者、母親の弟役の3人は素晴らしかったです。
自分自身も限界ギリギリで踏ん張る青木崇高と、倫理と報道で揺れる中村倫也、罪悪感と自己嫌悪で不安定な森優作。
三者三様ですごく良い演技でした。
空白の時と比べ、それでも人間には光が射す瞬間があるというほんの少しの優しさが感じられる名作でした。
でももう当分は見直さないと思います。しんどい。