美輪明宏が「猫も犬も色んな種類があってそれが当たり前なのに、なんで人間だけが画一的なんでしょうね。それ傲慢ですよね?」と言っていたのを思い出した。
見た目めちゃくちゃ怖いおじちゃんがニコニコしながら子供たちに哲学を教える映画。正解はない、何で?どうして?を突き詰めた先に、正解はなくても自分や相手を認めてあげられることが大事っていうのを小さい頃から学べるのって素敵だね。
どんなに校長先生が愛を持って説いたとしても、決して治安が良さそうに見えないベルファストの街並みと、やられたらやり返してもいいと教える親世代のことを考えると、どれだけの子どもたちが暴力やドラッグに染まることなく、真っ直ぐ育つことが出来るんだろうと考えてしまった。