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白鍵と黒鍵の間にのchinsukoのレビュー・感想・評価

白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)
3.2
例えるならフリージャズ、その醍醐味が分かり辛いかも

昭和63年のバブリーな頃の銀座にて、池松壮亮演じる博と南のジャズ・ピアニストの物語。

登場人物は昭和感たっぷりで、タバコをくゆらせながら吐き出す台詞は古臭くもあり、滑稽でもあり。

銀座のクラブに集まる人たち。特に裏社会で生きる人を巡って繰り広げられる、ミニ・コントのようなやり取りをサポートするかのようなピアノのメロディ。

原作はジャズ・ピアニスト南博さんの著作。それを冨永昌敬監督がまるでフリージャズにでもアレンジしたような作品。

初見じゃ良さは伝わり辛いかもだが、所々に良さがあったように思える。
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