このレビューはネタバレを含みます
戦争の残酷さに直面しながらも歌を希望にして生きていく家族の作品
今まさにウクライナ侵攻がされていて、他人事とは思えないこの映画
なんでこんなにも簡単に人の命を奪えるの、なんで人の命が何よりも大事だって気付くことができないの、戦争を経験した方は同じことを繰り返してはいけないと何度も語りかけてくれているのになんで人は学ばずに人の命を奪うの
観ていてすごく辛かった
3家族の親として支え合ってきたのに、愛する人を奪われてしまう絶望は計り知れないものだっただろうな
そして結局離れ離れにされてしまうなんて
ソフィアが流刑地でも歌を小さな小さな希望にしていた姿が忘れられない
施設でもみんなに良いことが起こるようにって本当にそう思ってキャロル・オブ・ザ・ベルを歌ったのに、あんな風に連れて行かれてしまうなんて悲しくて仕方なかった
最後に3人が再会できたことがとても嬉しかったけどソフィアはきっとあの流刑地で、、戦争ってきっとそういうものなんだね、全てハッピーエンドとして描いていないからこそ戦争がどれほど恐ろしいものかを教えてくれる
ロシアのウクライナ侵攻が1日でも早く終わりますように、始まったあの日からずっと願っています