このレビューはネタバレを含みます
恋愛映画でもあるし人生の映画でもあった。
リュウさんの「立ち止まると自分が見えてくる」と「自分の生きてきた道を確かめる旅もある」って言葉が胸に刺さった。
旅っていいな。誰も自分のことを知らない場所に行って普段の日常を全部忘れて頭の中を空っぽにすることができそう。旅で出会った人たちはまた出会えるかわからない人たちだけど、絶対にその想い出が消えることはない。私も電車に揺られながら、周りの音が聞こえなくなるくらい夢中になる雪景色をこの目で見てみたい。
当たり前の毎日は当たり前なんかじゃないってわかってるのに、いつもそれを意識しながら生きることは難しくて、そんな時に出会う映画に改めて当たり前の尊さを実感させてもらってる。いつもそばにいてくれる人、いつか行きたい場所、次に観たい映画、新しく読みたい本。夢を叶えた時に会おうって約束した人。全部に絶対はないから自分のできる全てで抱きしめたい毎日です。
ジミーにとって目を背けてた辛い現実と向き合うことで、それが未来へと踏み出していく大切な過去になったこと、人生ってこういうことなのかなって感じた。
観てよかったー！
