実はこれはちょっとご縁がある作品でして、これを機会に拝見。
《ホラー！スリラー！パニック！祭り》Part.Ⅱ、Vol.29。
島にある旅館。
学生の夏休みとかによくあるリゾートでの住み込みバイト。
ここに女の子2人と男の子1人の3人仲間で連れ立ってバイトに。
この3人の学生らしく遠方でリゾート気分で青空と海に囲まれて青春満喫しながら旅館でアルバイト、何とも素敵な響き。
今は伝播の媒体をSNSに移してネタにもなったりする旅館で起きる怪奇現象や幽霊、海難事故にまつわる都市伝説。それを題材にした作品。
3人の友達と既に先に住み込んでいた先輩のおっちゃんと4人で働き始める。
最初は和気あいあいだったけど、ある時に、女将さんが真夜中に旅館の中に隠れるようにひっそりとある階段をお膳を持って登るところを目撃。
それを“肝試し”と称して、夜中にこっそり行ってみることに。
それが全ての始まり、、、。
まずは2階に登った男の子の様子がおかしくなり、それからその真相を探りにまたしても2階に行った女の子の1人も、、、。
“見えてはいけないモノ”が見えてしまうように、、、。
そこからの展開がオカルト的な要素が結構面白い。
ちゃんとした“伝説”があって“筋書き”がある。
そして、バトルというわけではないが、“持っていかれる”“取り戻す”という、“それ”とのせめぎ合いがある。
RPGっぽい見応えが結構ある。
この住職、梶原善。良いね。
この人こシリアスとコメディの絶妙なバランス感覚が遺憾無く発揮されてる。
ホラーであり、コメディ要素もあり、ややゴーストバトルアクションあり。
雰囲気は昔の『MMR』とか最近だと『事故物件』とかが近い、かな。
冒頭、いきなり暗い屋内でお札だらけの扉が出てきて気が重くなったけど、怖いは怖いけど途中から悪霊退治っぽいドタバタ要素が嫌いではないので個人的には楽しみながら観れた。
“ヤツ”はなかなか気味が悪い。
何となく『リング2』の井戸の中からぬるっと出てくる“彼女”を思い出した。
エンタメとしてはこれはこれでこの感じは良いと思う。
※24年3月、映画オススメブログ、始めました。
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作品単発のレビューはここでやっているので、こちらは企画記事メインに挑戦したいと思います。
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