永江二朗監督、伊原六花主演のホラー映画。イオンエンターテイメント配給。
大学生の内田桜は引っ込み思案で、周囲となじめないことに悩んでいた。幼なじみで同じ大学に通う真中聡は、そんな桜の気分転換になればと、旅行を兼ねて、ある島の旅館でのリゾートバイトに誘う。同じく幼なじみの華村希美も誘い、島をおとずれた3人。リゾート地を楽しみながら働くことで、桜も次第に笑顔を取り戻していく。そんなある日、桜は旅館の女将の真樹子が深夜にひそかに食事を運んでいる姿を目撃し、言い知れぬ不安を抱く。そして数日後、桜たちは、旅館スタッフとして働くフリーターの岩崎から、旅館に隠されているという秘密の扉を探す肝試しをやってみないかと提案される・・・。
【キャスト】
伊原六花：内田桜
藤原大佑：真中聡
秋田汐梨：華村希美
松浦祐也：岩崎光太
坪内守：八代健介
佐伯日菜子：八代真樹子
梶原善：佐々木六朗
近所のイオンシネマズで上映をしていたのに見逃してましたが、ようやくAmazonプライムにて鑑賞。
予告編の佐伯日菜子の笑顔が不気味で、キャスティングが地味ですが作り方が上手かったです。
冒頭の伊原六花演じる桜が2階に上がっていくシーンは怖いですし、聡が2階に上がり腐ったものを食べて猫のような目つきで睨む時は怖かったです。その後、見えない子供が聡にだけは見えるのもめちゃくちゃ怖いです。その後、桜まで見えるようになってからは怖さはちょっとずつ薄れていきます。
桜が元に戻る為に朝まで喋っては駄目だと言われたのに外から聡の声を聞き扉を開けてしまうのは、楳図かずおの雪女を見ているかのようでした。
梶原善は貫禄があり重要な役柄でいるいないでは全然違ってきます。
松浦祐也は笑い担当なだけに1人だけ余裕を感じる演技で観ている側も一息つけます。
秋田汐梨は可愛いですが特徴がなくて次に映画に出演しても気が付かないかもしれないので頑張って欲しいです。
何と言ってもボスキャラの八尺様が残念としか言えない程にセンスがなく、引いてしまいました。登場してからはどうしてそうなってしまったのか代替え案はなかったのかと思わせる程でした。
ラストの助けてが1番怖かったです。もうどうしようもないんでしょうか。
