にっきい

私がやりましたのにっきいのレビュー・感想・評価

私がやりました(2023年製作の映画)
3.4
ナディア・テレスツィエンキーヴィッツさんのおっぱい丸見え。

理由は忘れたけどケータイのメモの観たい映画リストに入ってた作品。
そのまま何も調べず出かけました。

未解決の犯罪から好きなのを選べ、って話し。
劇中裁判のシーンがあって、法廷劇が好きだから選んだんだろうと思いながら観てたんですが、観終わってからパンフレット読んでやっと本当の理由が分かりました。
フランソワ・オゾン監督の新作だったから観ようと思ったのでした。

売れない新人女優マドレーヌは大物プロデューサーの自宅に呼ばれて「愛人になれ」と押し倒されたが、逃げ出して来る。
自宅のアパートの同居人、新米弁護士のポーリーヌは彼女を慰める為に映画に誘うのだが、留守中のアパートに国家警察がやって来て…、って話し。

襲って来た大物プロデューサーがその後誰かに殺されたんですが、マドレーヌの家にピストルが有ったので容疑者になってしまうんです。
因みにアパートの大家の名前はピストールさん。
ややこしい。
弁護士のポーリーヌがセリフを書いて、女優のマドレーヌが裁判を演じる。
1935年のフランスでは、まだまだ男尊女卑で女性には選挙権すら無かった時代。
検事ですら被告をバカにするような発言してたし。
そんな時代に虐げられた女性が立ち上がったと民衆の支持を得る。
マドレーヌを真似て女性がじゃんじゃん男性を殺しだすブラックな展開。
勿論裁判にも勝つし、2人ともじゃんじゃん仕事が入って来る。
順風満帆に見えた矢先にイザベル・ユーペル様登場。
実は彼女がプロデューサー殺しの真犯人。
彼女も元女優で自分が殺したと言えばマドレーヌと同じように脚光を浴びれると思ってる。
ユーペル様を殺しちゃうのか?
それとも真相をバラされて落ちぶれちゃうのか?
と思っていたら、ここから鮮やかな策略のオチ。
当時のフランスの裁判って、弁護士側は黒の法衣で検察側は赤の法衣。
陪審員裁判なのに判事ではなく何故か裁判長と呼ばれてたけど、裁判長は赤で白のファーの付いたサンタみたいな法衣でした。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年11月4日
鑑賞回:12:00〜13:50
劇場名:京都シネマ
座席情報:シネマ1 J-1
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:102分
備考:会員料金(1000円)
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