@キネマ旬報シアター
革命など起こり得ぬ凝り固まった社会、善悪の概念は外側に佇む多数決によって行われる。内側で苦しむ少数の怒り、向かう矛の先は
環境要因により家族を失った者、白血病に犯された者、その人を愛する者、油田採掘施設により土地を奪われた者、社会の底辺から抜け出せない者
様々な立場から環境活動家になった8人の若者達が爆弾製造からアリバイ工作まで綿密なプランを立て油田パイプライン破壊を計画するクライムサスペンス
環境活動家っていう世に言うイかれた人達をいつのまにか応援と同情を持って見てしまう危うい力を持った作品。サスペンスとしても良く出来ており不安要素としていたバカップルを捻りとして使ったラストも秀逸。
あなたの財物を破壊する理由
法が裁かないのなら私達が裁く
