好きな雰囲気の作品でした。
現実は色のない世界で白黒、
過去は色のある世界でカラー。
いい演出だったと思います。
ただ、雨のシーンはちゃちすぎでした。
大切なシーンだと思うのでもっとちゃんと演出してほしかった。
水撒いてるのがまるわかり。
日本映画全般的に言えるんですが、雨の演出がちゃちすぎです。
綾野剛はくずっぽさがよくでてました。
ああいう役似合うよなあ。
柄本佑もよかった。
さとうほなみさんは、相変わらず雑味のある色気のある女優さんだなと思いました。
個人的に好きな雰囲気をまとった女優さんです。
内容はなんだかんだありますし、万葉集も絡めて文学的な雰囲気をかもし出していますが、一言で言うと、おっさん目線の中二病的な作品です。
あんなくず男たちとまともな女は付き合わないでしょ笑
愛はセックスのじゃまになる
って感じのセリフがありました。
なかなかおもしろくて挑戦的なセリフだなと思いました。
視聴後に知ったのですがR18作品です。
個人的には気にならない範疇でしたが、描写に敏感な方はご注意を。
⭐︎3.7の74点です。