トール

花腐しのトールのレビュー・感想・評価

花腐し(2023年製作の映画)
4.4
2024.2.12横浜ジャックアンドベティ 88点
一人の同じ売れない女優を愛した二人の男の偶然の出会いの物語なのですが、一人は売れないピンク映画監督、一人は売れない脚本家で、二人とも行き詰まった中でのヒロインとの時間がズレた愛でした。そして綾野剛さんの、あの時、彼女を抱きしめてあげればよかったという悔恨。最後の場面での綾野剛の再生につながる出来事には感動的でした。さとうほなみさんと綾野剛さんの演技はすごかったです。前半はまあまあでしたが、後半はすごかった。見てよかった!
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