究極の男根気狂いエンターテイメントだった。
観終わって何か重く得るものも特にないんだけど、そんな飄々加減が気持ち良いし、当たり前だけど変にウケ狙った戦国コメディでもない。
でも俳優みんな旨みがあっておもろい。
首はバシバシ飛ぶし、血もドバドバ出る。好き。
加瀬亮の気狂い殿様最高だったし、誰相手にしてもエロいんよ。好き。
秀吉、秀長、官兵衛のトリオ漫才も最高。
みんなボソボソ喋るなか、大森南朋のセリフが聴き取りやすくて素敵でした。
キム兄の役もかっこ良すぎておもろい。
_________以下ネタバレ____________
男しかいない権力社会のなかでの性も…良かった…こういった話し?ウワサは元々あるんでしょうか?歴史の知識が小学生以下なので全くわからず。。
本能寺前に舞を観てた信長がつぶやいたセリフが印象的だったな。
"この世の全ての人間全部殺してから自分の首を切ったらスッキリするだろうな"っての。
自分の命の重みも、その他の人間の命の軽さも、煩わしくなる時がきっとあったよなぁ。
個人的にいちばん良かったのは、家康の首がバンバン持ってかれるところ。