浮躁

首の浮躁のレビュー・感想・評価

(2023年製作の映画)
2.3
比べるのかわいそうなんだけど「影武者」の隆大介演じる信長の“画面にいるだけで緊張する(怖い)”感、皆無なんだよな

「龍三と七人の子分たち」(’15年)に鑑賞した後の、こぢんまりとして(そのくらいでちょうどいい)プログラム・ピクチャーを観た後の感覚が近い。予算は何十倍も違うということを知ってるし、つまり金のかかったコント的な要素が強いということになる。肩透かし。

褒められるところ:
3秒で終わる!本能寺の変/弥助大暴れ!

ガッカリだったところ:
1.遠藤憲一(の役)はもっとエゲツない理由でエゲツなく殺されるべきだろう!
2.勝村政信と桐谷健太の役設定の杜撰さ(お気に入りのお前のために役つくってやるよ〜的な)

戦国版「アウトレイジ」にしては空気が緩い。いやま、面白く観れたんだけど。にしても、木村祐一と、信長(だけの)尾張弁要る?

予告編から想像してた通り、笑うに笑えない、に尽きる。浅野忠信は、話の筋書きを作る頭のいい人に全く見えない。
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