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首のSoulFoodKitchenのレビュー・感想・評価

(2023年製作の映画)
3.8
 信長の映画であり残りは殿(ビートたけし)の金と時間を掛けた壮大な戯言(ざれごと)やった🎞️
そして思った以上の時代劇エンターテイメント‼️
信長も秀吉も家康も戦国武将共が全員狂ってるわな🤣
人格者とは程遠い、裏切り、謀反、騙し合いは当たり前で人を殺すのが大好きか人の命を虫ケラほどにしか思ってない残虐性の塊みたいな奴ばっかり☠️
勝ち残ったのは度胸と悪知恵と強運だけは備えてる奴や。
およそ正義なんか無い、あるのは己の出世欲だけや。
実際は、そんなもんやったんやろな・・・🤔

特に信長はキレッキレッやな〜😈
狂気と死と破壊とエロスと加えて美を持ち合わせて気持ちエエ程のイカれっぷりや😆
映画のピークは確実に信長の本能寺での死までやったな〜
その後は殿たけしのお戯を存分に見せられた感じかな・・・😝

それは、まるで、たけしが事故で死にぞこなって、以後はテレビで若手芸人イジリやご意見版として時事解説をしてる姿に重なった・・・😅

ココでの信長は「ビートたけし」そのものやろ。
狂気に満ちた破滅的な人生と理想的な死に様(よう)を見せてくれた信長への強烈な憧れと強い嫉妬心と限りない愛を感じた・・・😍
たけしの「何、やってんだオレ・・・」言う声が聞こえきそうやったな・・・
清水宗治に放った「さっさと死ねよ‼️」は、たけし自身に言うてる言葉やろか・・・

他には河原者や能もチャント描かれてたな〜
「ええじゃないか」みたいな踊りも面白かったけど、特にホーキンス青山の演じた光源坊と狐面の女2人の異様さが怪しくて良かったわな〜👻

主要人物は見事に50以上の男ばっかりやったけど、それぞれの「顔」も様になってたな〜
昭和の男やないと侍を演じるのは難しいちゅう事やろな〜🤗

そう言うのも含めて、いろんな意味で面白かったかな・・・・

映画としてどうかなと思う部分もあったから少しスコアを下げました・・・😅
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