ミヤマレベッカ

首のミヤマレベッカのレビュー・感想・評価

(2023年製作の映画)
4.5
さすがの面白さ、さすがのクオリティ!大満足です。美しい画、迫力ある合戦アクション、お笑いの基本のキだけでしっかり笑わせてくるギャグセンス、最高でした。
2023年は大河を中心に時代劇を結構見てきたのですが、『首』はすべてにおいて圧倒的に質が高い。北野武監督は画角のキメ方と色選びが毎回うまいなぁなんて思っていたのですが、今作も素晴らしいです。一枚絵として切り出してもカッコいいシーンが目白押し。ロケも多くてめちゃくちゃお金かけてるのがパッと見てすぐわかる。とくに合戦シーンは2023年に公開された時代劇の中では一番だと思います。ちょっとグロテスクですが、それを補って余りある迫力とクオリティでした。
あとストーリーが想像の500倍BL。ブロマンス通り越して衆道。ボーイズたちの愛憎。ラストのサッパリした感じも好みでした。
ミヤマレベッカ

ミヤマレベッカ