OSHO

首のOSHOのレビュー・感想・評価

(2023年製作の映画)
3.5
残酷&ゲイ&コメディ時代劇
織田信長→加瀬亮
豊臣秀吉→北野武
明智光秀→西島秀俊
黒田官兵衛→浅野忠信
徳川家康→小林薫
千利休→岸部一徳
荒木村重→遠藤憲一
らで演じる本能寺の変。

秀吉が信長より若いはずなんだけど、秀吉はおじいさん(たけし)が演じている。事情があったのかもだけど、たけしが秀吉をやるのは違うと思う。
良い意味でも悪い意味でもくだらない映画だけど、たけしが登場すると、くだらないさが増してしまう。

俳優北野武は良くなかったけど、映画監督北野武は、この映画を撮影していたとき75歳以上だと思われるし、監督としては、まだまだ衰えていないと思った。 

映像はリアルだった。比較するのも失礼だけど、『福田村事件』のようなちゃちな映像ではなく本格的な映像。
それにしても、この映画内で何人の首を斬ったのだろう…

俳優陣では傍若無人な織田信長を演じた加瀬亮の演技が素晴らしかった。

将軍たちがゲイなのは、私は好きではなかったけど、これはこれでありなのかな…とは思った。

いずれにしろ、北野武さんは、監督だけに徹して、出演しなければもっと名作になっていたのでは…と思った映画でした。
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