首のもぐらのレビュー・感想・評価

エログロナンセンスで描く安土桃山時代。
『首』というタイトルだけあって全編に渡って首が飛びまくります。

登場人物各々が自分の利益だけを考え他人を蹴落とす事だけを考え乱世を生き抜こうとする姿はある意味1番リアリティのある作品だと思いました。

鑑賞前の想像以上に面白かったです。
北野武さんの持つセンスとナンセンスの入り混じった笑いを含んだ戦国ドラマで2時間飽きる事なく観る事が出来ました。

ラストの秀吉の台詞は何とも言えない気持ちになりなってしまい苦笑いに近い笑いが出てしまいました。