souutuhelp

キリエのうたのsouutuhelpのレビュー・感想・評価

キリエのうた(2023年製作の映画)
4.0
ラストシーン!せっかく良い歌とバンドなのにもやもやした気持ちで観たくなかった!警察官も役所の人も仕事をこなしてるだけで悪くないのに悪者かのようにされててちょっとさむいよ!音楽の力はすごいけど、そこはちゃんとしてほしい。トランシーバーの音とバンドセットを重ねたかったのかな...。でもアイナが歌うシーンは生きている感じがしてよかった!白い服で青色の花束を抱えてキリエのもとへ走るいっこが刺されるシーン。ハイライト強め、色彩が失われていく。白い服が朱に染まり、青色の花束は美しいまま。いかにも岩井俊二って感じで美しかったけど、これ撮りたかっただけだろ!とは思った(笑)死ぬ必要あったかな(笑)キリエはひとりでどうにか旅を続けて音楽で人との繋がりを見つけていくのかな。不審者みたいな七尾旅人良かった。夏彦、愚かでどうしようもない、とても人間らしくて良かった。いちばん好きなシーンは海でいっこにむけて歌うシーン。雪の中でオフコースのさよならうたうとこもよかったなあ。震災でるかと一緒にいたキリエが見つかっていないのは、夏彦に迷惑をかけたくなくて死んじゃったんだと思った。だから最期に名前を呼んだのかな。
souutuhelp

souutuhelp