このレビューはネタバレを含みます
関東住みの私でも地震の描写にくらったので、当時者は注意が必要。見れないかも。すごく怖かった。
今回アーティスト性は少し抑えめにして、3.11と直球に向き合ったかんじ。
アイナが天から授かったあの声で、天才広瀬すずと
「大切な人、ずっと生きて。いなくならないで」
と訴えていた。私も大切な人を亡くしているので重なって号泣
広瀬すずのうまさが今回かなり光ってた。こんなに演技上手かったか。松村北斗とアイナを引き上げてたね。
岩井俊二監督作品はいつも若者の生きにくさや、もがいてる姿を描くけどそれは今回は大切な人を失って残されたものを描く。後悔と一緒に。いつも胸あって苦しいけど、生きていくしかないね。傷だらけだね。
アイナはメンヘラ感がすごい。体幹がないような、いつもユラユラしてる感じ。見てるこっちが不安になる。
あと路上ミューシャンまともなやついないみたいな描写はやだなと思った。あれじゃ警察呼ばれるの普通だし。警察振り切ってライブやるって姿には特に感動はしませんでした。許可は取ろう!