このレビューはネタバレを含みます
久しぶりにレビューちゃんと書きたい映画
とりあえず殴り書き
まず音楽映画だとどうしても、音楽シーンは音楽のみに委ねられるからその音楽に入り込めなかったりすると、映画の間みたいに感じちゃって映画に入り込んでたのに引き戻されることがあってそういうのが苦手なんだけど
さすがアイナジエンドというべきか、音楽シーンがとにかくとても良かった
3時間もある映画に感じない、むしろもっとみたい
リップヴァンの時も思ったけど、岩井監督の映画たぶんすごい好き
ストーリーは、大きく3つの時間軸を行ったり来たりしながら進むんだけど、そこにあまり頭を使わなくてもすんなり見れる
キリエとルカ、同じアイナが演じているけど話が進むたびにルカのキリエを思って常に涙
号泣というよりかは、ずっとツーッと涙が足る感じだった
見てて辛いシーンも結構あり、でもその分キリエが堂々と歌う姿にまた涙
いっこが親たちを、女を使ってお金を儲けるというのがと言ってたけど、結局結婚詐欺をしていたのが皮肉だなと
岩井監督、友情よりも友情?を描くの上手いな
キリエのこと見つからないでほしいと思ってる自分がいるって言ってたなっちゃん
キリエとなっちゃんのシーンは、なっちゃんが黒木華にポツポツと自分が思うままに話をしているだろうな
だから今のなっちゃんの気持ちとか、後悔とかが反映されたものではないかと思った
すごくやりすぎなぐらいあざとく可愛くキリエが描かれていたのは、そういうことも含まれているからなのかなと
私はキリエ、赤ちゃん流れちゃった?と解釈したんだけど、(→調べたら違うらしい笑)キリエの寂しさみたいなものはお父さんがいないこととかも関係するのかな
夜勤明けに2回目見に行ってしまった、そして本も読み終わった