2011年から始まる物語が決して避けては通れないつらく悲しい出来事。それから12年経った2023年までをキリエと彼女を軸にして関わった人たちの物語。
キリエ役のアンナジエンドの歌声は、アニメのエンディングで聞いたことがあり知っていた。その時は、とても特徴的な声で一度聞いたら耳から離れず、退廃的でもあり、暴力的でもあり、爆発力のある声だと思っていた。それが今作で見事にハマっていた。映画を見ているうちに、いつしか彼女が歌い出すだけで涙が流れるようになってしまった。
イッコ役の広瀬すずとキリエの掛け合いがとても心地よかった。2人が画面に収まっているだけで安心感があった。
