トイレ清掃を仕事にしているひとりの男性の日常風景を映像にした作品です。
監督が外国人なのにおどろきです。
こういう平凡な日常に心を揺さぶられるメンタリティは日本人にしか理解できないと感じていましたが思いあがりだったのかもしれません。
規則正しい生活をしている男性の生活に、ドラマチックではないのですが様々な出来事がふりかかります。
詳細は語られませんが、それなりに人生にかっとうをかかえながらも生活を楽しんでいます。
見終わった後の余韻が。
途中にちょくちょくはさまれる白黒の映像の意味が最後にわかります。
エンドロールを最後まで見ることをおすすめします。
役所さんの最後の運転中のシーンが人生のわびさびや喜怒哀楽など様々なことを表現されていてすごいなと思いました。
音楽もめちゃよかったです。
作品は素晴らしかったのですが、ひとつ残念だったことが。
上映中に声を出して会話する年配夫婦がいました。会話しながら映画をみたいなら家で見ろよと思います。
⭐︎4.0の81点です。