本当に良かった。。オールタイムベスト入り。今の私を大きく突き動かす何かがあった。ヴィム始めみんなが「平山さんになりたい」と思うように、私も平山さんが大事にしている「世界」を知ってみたい、一緒の世界で生きたいと思った。こんなふうに侘び寂びで生きていけたら、木漏れ日を幸せに感じれたら、本当にPERFECT DAYSになるかもしれない。いつも存在を無視できない田中泯も出ていた。そして劇中のサウンドトラックがあんまりにも素晴らしい。カセットで聴く音もより一層世界を素晴らしくしていた。『ノマドランド』の主人公のような、信念を持って人生を丁寧に生きている。過去に何かあったのかもしれない。けれどそれを経て、自らこの人生を勝ち取っている。嫉妬さえした。心から羨ましいと思った。冒頭からずっと泣いていたけれど、最後のラストシーンは喜びか、悲しみか、あの曖昧さが本当によすぎて涙が止まらなかった。日本の良さや文化、TTTプロジェクトに興味を持ってくれたヴィムヴェンダース、本当にこの作品を作ってくれてありがとう。
ヴィムのリスペクトが伝わってきた。
公衆トイレは日本人からしたら日常かもしれないが、外国人が見たらまた違って見えるんだろうか。
メモ
パンフレットより
平山さんへ
あなたがいない寂しさをひしひしと感じています。あなたは架空の存在だけれど、
私にとってとてもリアルな存在です。
