文学的で現代的で古風でもある。すごい作品。語らないが、語られる物は多い。
主人公の心の声もなし。
導入からほとんど、と言うかほぼ話さないのだが、主人公の人柄、性格、どういう人間かが掴める。これだけで小説の様だ。
同じことの繰り返しのなかで、日常のささないな物、出来事をポジティブに捉えて生きる。その一瞬一瞬を逃さぬよう生きる。
まさに「今は今、過去は過去」なのである。
独身には特に刺さる作品かも。
主人公の視点から見た世界をまるでドキュメンタリーのように映し出す監督達も凄い。
日本人の監督だけだとこのような設定は思いつかないかもしれない。日本、東京の魅力も盛りだくさんだ。
渋谷の巡り方が増え、聖地巡礼したくなる。
役所広司さんは本当に凄い。また受賞しちゃうのかなー
キネマ旬報は難しくなってきたなー
「福田村事件」かこれか
2回目 20240512 映画館
