一見すると退屈になりそうな淡々とした現実、やりきれない現実をここまで映画として落とし込む監督の手腕、加えて、石原さとみさんを筆頭とした俳優陣の演技はすごい。
石原さとみさんの絶望感の演技は鳥肌もの。こ>>続きを読む
判事がいなかったら作品として成り立っていないぐらい良かった。
押さえつけられる時代と抗おうとする時代を表現した空間になっていたと思う。
1は財閥
2は世論と戦う
今作の方が勧善懲悪的ではないが、サクサク進んでいく。
前作と比べてテーマが多少複雑化しており、暗めの作風になっているが、そこは、1で作り上げた雰囲気で和らげているような気が>>続きを読む
地球滅亡を通した社会風刺作品
人は信じたいことしか信じないし、権威化された意見に流されていると終わってしまうよって言われているようだ。
やっと観れた。
2人の対話が主だが、重くならずしかし、深さがある作品になっていたと思う。
この辺りは、さすがメイレレス監督
バッド、マッドが個人的には足りない。
過去との対話も不足していたような。
正義が悪者に見えてくる描き方が好き。
綺麗事ばかりは言ってられない時代がだんだんと来ている。
やっぱりこの監督はすごい。
色んな作品を観たかった。惜しまれます。
芸能界自体が現実には遠い虚構であり、非常にカオスな世界であることが伝わる。
その世界の身体的、肉体的、金銭的犠牲者が多数存在してい>>続きを読む
ダウっぽい脚本やなーと思ってたらやっぱりカニバブル
蓮見さんの手にかかれば台詞のテンポもダウなんです。
それ以外のストーリーも良かった。
再開発に取り残されたベンチを中心に巻き起こるオムニバス
月並みだが、Conclaveはやっぱり根比べだったと思わせる。
TVで我々が観ているのは、外で歓声をあげる観客であるが、今作は外の風景は全く映らない。煙のみ
そこが、密室感、緊張感を演出することに一役>>続きを読む
ミュージカル作品なのか?
クライム要素が合わさっているのが新鮮だからかな?
そこにトランスジェンダー要素、メキシコの社会問題要素が加わっているのだが、それはそれで分かりやすい。
しかし、本作の裏にある>>続きを読む
個人的に若手女優の泣きの御三家が揃ったと思ってる。
トップクラスに演技が好きな実力派若手だと思う。
ちなみに河合さんはベクトルが違う女優さん。
3人とも演技が素晴らしかったが、杉咲花さんのそれは、琴線>>続きを読む
今のアメリカを揶揄するような作品
エクスペンダブルってまさに支持者層かもしれない。代わりはいくらでもいるのだ。
多少の違いはあれど同じような思考、行動パターンで
その主題を娯楽として成り立たせるために>>続きを読む
ノワール系を意識、持っていきたいのは分かる。
それにしてはあんまり余韻が残らないと思った。
軸が複数あったのが原因かなー
新しき世界っぽさが多いと感じる。
階段が象徴的であり、印象的である。
ここまで難解な作品は久しぶり
1回目で理解できる人、考察ができる人を尊敬します。
こういう映画が語れるようになりたい。
正体と同じ原作者かー
原作読まないとなんとも言えないが、ドラマ性がありそうでない。
考えた通りに話が展開し、収束した。
全体的にぬるいので、ぬるさを誤魔化す様な無理やり感の強いフィナーレに辟易する。>>続きを読む
一見満ちたりているように見えても、本人達からしたら満ちることはない。干からびた人の底なしの欲求に導かれる人間ドラマ
上流階級の不穏ないやーな空気感が絶妙に作品を支配していた。
特権ではなく、上流とい>>続きを読む
残ってたら観光したいほど魅力的な九龍城砦のセットこれだけで高スコア
カンフーハッスルのリアリティ度を1、2個下げたキレキレのアクション
だが、お前だけはハッスルしすぎだろと言いたくなる個性豊かなキャラ>>続きを読む
安藤サクラさんみたいなスイッチのオンオフがカッコいい女優さんでした。
アクションもカッコよく、スタントなあり?なし?と思うほどのキレ
女優さんのキレがストーリーの既視感を補完して面白く観れました。>>続きを読む
バディ寄りの水中エンターテイメント
互いの思惑が捻りに捩れて逆に分っちゃう。
アメリカもトップに対する鬱憤が溜まってるんだろう
特筆すべきところは特にない。
家族でも分かり合える、分かり合えないを横に置きつつ孤独を据えて観る。
幸せ、居心地って誰でも求める、依存するっていう考えから一旦距離を置けたかもしれない。
理由がハッキリと明示されないため、ふわっと感>>続きを読む
前作と比べ思ったよりワクワクしなかったなー
原作は読んでるから次作が面白いのは分かるが、なんだろなー演技かな?
登場人物が増えれば増えるほど、戦の規模が大きくなればなるほど、逆に作品としてスケールダウ>>続きを読む
オリジナルの方が緊迫感、切羽詰まった感があったよーな気がする。
監督の映像は毎度毎度好き。
あの俳優さんの様な役者が日本にはいないのかーと思ってしまった。
いい意味でも悪い意味でも日本映画らしくないが、世界配信されるNetflix作品だけあって演出がちょっと。
過剰な日本演出だったような
復讐って法の外にある行為だからこそ人を惹きつけるのかな。
鈴木亮平さんだからこのスコア
残りは平均よりやや下かな
タバコ吸えーと思ってたが、まあ難しだろうし、それでもハードボイルドだった。
不穏な狂気と花火のような儚さが交わった良作
岡田将生さんってところが個人的には好き。
岡田将生さんを見ながらある意味で、少年対少年だったのかもしれない。
年代別スコアの割合が欲しいな
キューバ危機、公民権運動等の激動の時代が求めた男
若い世代からしてみれば、フォークソング、カントリーソングの違いから良く分からない。そんな違いすら彼には無意味
そして、な>>続きを読む
前向きな作品っぽくあるが、日本の組織風土を皮肉ってるように見えてくるんだよなー
月曜日ってほとんどの人にとって一週間の中で最も嫌いな曜日だと思うし、台詞や振る舞いの中に本音と建前が混在していたと感じる>>続きを読む
ノミネートされる理由が分かるわ
笑って泣けて考える。
ノンストップで走り切ると思ったらあれだもんなー 丁寧な作品だなー
ちょっとしたロードムービーにも思えてくる。
テーマパークの刺激的な高揚感とテー>>続きを読む
次回作→今作の順番で公開してたらどうなってたんかなーと考える。
思ってたより良かったが、映画館で観なくて正解だった。
縦の糸はあなた、横の糸は私、そんな感じの作品
蜘蛛の糸で作品として身動き取れず>>続きを読む
見終わった後は題名が2つの意味を持ってると気付く。
シチュエーションに対してのハプニングが個人的にはハマらなかった。
サバイバル感、パニック感が薄い。
猿の惑星みたいな表情してたな。
最後でイ・ソン>>続きを読む
ポーランド、アウシュビッツ等への旅を通じ、自分自身に向かい合う。
ポーランドだけにショパンの曲が多く使われていた。しかし、ポーランド、アウシュビッツ、ユダヤ人はこの作品、旅にとってきっかけである。>>続きを読む