展開的にパターソンに似てて既視感少しあったけど良かった。この映画が流行ってるとのことでこの作品評価する人がいっぱいいるなら日本は平和だなと思う反面、違和感も感じる。木漏れ日の様なちょっとした日常の美しさを感じることが人がどれだけいるのだろう。サラリーマンをやっているとつい忘れてしまっている。
ギリ二十代の自分にとって平山の生活はユートピアに見えつつもディストピアにも感じる。パターソンと違って平山の過去を匂わせつつこの両面が描かれているところが個人的によかったなと。
使っていたカメラがオリンパスのミューで森山大道やんと思ってたけどパンフレットで森山大道絡んでたみたい。欲しかったけど売り切れてた悲しみ。
あと音楽がめちゃ良かった。青い魚カッケー。
総じて写真を撮ることに変に概念付けしたり、意味を見出そうとしていた自分を気楽にさせてくれた作品だった。ヴィムベンダースすごいな〜。