ヴェンダースの映画はいい映画なんだろうけれども、そこまで好きではないという感じでしたが、本作はよかったです。
どことなく欧米人が撮った日本であるというのが伝わってきますが、そこもむしろいいです。
そして役所広司の演技はどこまでも自然です。
パーフェクトデイズというタイトルのとおり、これ以上は必要ないという気持ちにさせてくれます。
実際に自分が今この生活をして完全に満足できるかといえば難しいと思いますし、お金をたくさん稼ぎたいと思ったりみんなの人気者になりたいと思ったりして行動するのも全然悪くないと思いますが、これはこれでいいなと思わせてくれます。
平山さんは最高のシンプルライフをおくっているといえると思います。
