前作もみましたが、ストーリーはほとんど覚えていなかったため、ネットで前作を調べてから足を運びました。
これまでのあらすじが分かっていないと、置いていかれると思うので、これからご覧になる方はお気をつけく>>続きを読む
台湾の気分だったので見にいく。
日本の平成の前半にも少し似た雰囲気。
基本的には会話劇。
一度見る分には面白いが、そこまで記憶に残るものではない。
笑えるシーンはあります。
ただ、全体としてはエピソードの羅列といった印象で満足度はそこまで高くありません。
ウディ・アレンでこのような前衛的なカットは初めてみた。
現実での出来事なのか、小説の中の出来事なのか分からず、途中で分かる感じもいい。
今回のウディ・アレンはいつにもまして最低だが、なぜかモテている。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
かつてはアカデミー賞を受賞したものの、現在は泣かず飛ばずの映画監督が主人公。
精神的に追いつめられて一時的に目が見えなくなる。
周囲に事情を隠して、何とか映画を撮りきる。
当然出来は悪く、観客からの評>>続きを読む
サイレント映画の総決算とも思える作品。
絢爛な映像が続いていく。
1920年代に既にこのような作品を撮っていたのはすごい。
ただ、ストーリーは無理があるように感じる。
久しぶりにみてやはり名作。
大感動することはないけれども、飽きることなく何度もみられてしまう映画。
当時のアメリカ人ではないけどもどこか懐かしい気持ちになる。
アルビーのシニカルなジョークは面白く、ア>>続きを読む
凄いものをみてしまったという感じです。
エマ・ストーン演じるベラが立派な女性に成長する様子を描いています。
成長するには、善きことや楽しいことだけではなく、闇についても知る必要があるのでしょう。
ベラ>>続きを読む
キャストが豪華です。
テンポもよく、飽きません。
純粋にエンタメとして楽しめます。
ただ、登場人物がそれなりにいて、その人物と被害者との関係性であったり、疑われている理由などが、注意していないと分か>>続きを読む
ユーモア、ヒューマニズム、反抗精神が感じられる映画です。
光と影を上手に使っており、モノクロの映像と相まって、1つ1つのショットも美しいです。
早漏に悩む主人公のフルマ、女性好きの先輩フビチカ、鳩>>続きを読む
いつものウディ・アレンらしさが感じられる作品。
安定した面白さがありますが、盛り上がりはそれほどありません。
モートはシニカルで笑えますが、ウディ・アレンが演じるキャラクターには勝てません。
景色は綺>>続きを読む
この家のインテリアと海波が家族の状況を象徴しているのでしょう。
インテリアはとても素敵にみえましたが、隙がなかったのでしょう。
ウディ・アレン監督作でここまでシリアスなものは初めてですが、良作だと思>>続きを読む
ヨーロッパの映画は神話や昔の物語なんかがモチーフになっていることがありますが、「聖なる鹿殺し」っていうタイトルからしてこちらもそうなのでしょうか。
マーティンも自分でメタファーだと親切に言ってますし。>>続きを読む
ウディ・アレン監督の映画は大きく2種類に分けることができると思っています。
それは、アレンが登場する映画と登場しない映画。
個人的にはアレンが登場する映画の方が断然好きです。
彼が演じる神経質でよく話>>続きを読む
ヴェンダースの映画はいい映画なんだろうけれども、そこまで好きではないという感じでしたが、本作はよかったです。
どことなく欧米人が撮った日本であるというのが伝わってきますが、そこもむしろいいです。
そし>>続きを読む
力強いマンマ・ローマはいい。
経済成長しつつも、貧しさも残るモノクロのイタリアの風景もいい。
しかし、ストーリーがそこまで面白くない。
大味な演出が目立つが、アメリカンかつ独特な不気味な雰囲気を作るのに一役買っており、味のある作品となっている。
これまでにみたことがないタイプのサスペンス映画であり、好き嫌いは分かれると思うが、個人的に>>続きを読む
ベルモンドが好きで、大学生のときにみたことがある。
そのときはかなり面白く感じ、特にラストがよかったと記憶している。
久しぶりに見返すと、全体的にチープな印象を受ける。
感傷とユーモアの混じったラスト>>続きを読む
オリジナルとリメイクが両方とも評価されている作品は珍しいのではないか。
こちらはリメイクの方である。
オリジナルと登場人物の設定が全然違う。
本作の中核となるニトログリセリンをトラックで運ぶ物語の後>>続きを読む
Netflixでデヴィッド・フィンチャーの最新作が配信されるということで視聴。
シックな雰囲気の漂う映像、特に色加減がいい。
サスペンス映画としてもどきどきするシーンの連続で最後まで緊張感をもって楽し>>続きを読む
映画が始まったときの期待値は高かったです。
近未来の街の描写にはセンスを感じました。
声が出せないという設定も好みでした。
しかし、とにかく脚本がつまらなかったです。
理解力不足なのか途中までストー>>続きを読む
アメリカは自由の国である一方、人種差別という負のイメージもある。
ロバート・デ・ニーロ演じるボスは金のためにインディアンを殺すことを何とも思っていない。
本作が実話を基にしているというのが驚き。
長時>>続きを読む
1960年代のアメリカ南部ではこれほどあからさまな差別があったんですね。
性格も環境も違う2人が徐々に友情を育んでいく描写がよかったです。
大学生のとき以来の鑑賞。
当時は面白いと思わなかったが、今見返すとかなりいい。
Blu-rayになり、色鮮やかになったのも関係しているのかもしれない。
中期以降のフェリーニの映画は一種のフェスティバ>>続きを読む
「恐怖の報酬」と並ぶクルーゾー監督の代表作。
どんでん返しがあり、個人的には本作の方が好み。
サングラス姿のシモーヌ・シニョレがかっこいい。
ブルーライトヨコハマがタイトルの元ネタになっているとは知りませんでした。
ローワン・アトキンソンといえば、ミスタービーンを思い浮かべますが、ジョニー・イングリッシュシリーズも面白いです。
車の運転が上手いところはビーンと同じです。
ふとした時に佐々木を思い出すでしょうね。
50歳になっても、60歳になっても。
ニコラス・ローグ監督作品。
数年ぶりに見返す。
同監督の映画には過去が忘れられずに現在を生ききれていない登場人物が出てくる。
この映画ではアインシュタインが特にそうだ。
彼の場合はあまりにも痛みが大>>続きを読む
アメリカの各地で聖書を売るセールスマンを題材にしたドキュメンタリー。
聖書を売り歩く様子をひたすら追いかけていく。
面白いエピソードがあるわけでもなく、退屈に感じた。