わたしはわたしたちは映画、文章、音楽、声、なんやそんなものをのこそうと、自分を世界にこのせかいにのこしておこうと必死なわけで、でもそれがほんまのところはなにも意味がないというか、や、意味はないことないけども、せかいにのこすのこの世界というのはいったいなに？だれのせかいよ、わたしのせかいにはのこる、なんとしたってのこってしまう、わたしのせかい以外なにがせかいなわけ？
ほんまのところであなたがなにかを強く強くもっていることがわたしには痛みで、でもそれがわたしにはわかりきらん、あなたの人生の2時間しか観てないからあたりまえ、やけども、なんかは伝わってる、なんでかわたしも涙でた、なんもなんもしらんわたしが、なんかあなたが目まっかにして泣いてんのか笑ってんのかなんかもういややってなってんのか、ようわからんけどそれみてめっちゃ涙でた、なんかこみあげた、なんでやろうね、
あんたはこのまま死んでいくんかと、それは眺めるには完璧な日々なのかもしれへんが、あなたはあなたはあなたはあなたはそうは思っていないでしょう、あなたはつよい孤独や、それはすごい、けど、あなたはいったい、このまま死んでしまうのですかと、そのほほえみは、誰にたいするものですか、たいように押しつぶされてできたわたし、なにも変わらないなんて馬鹿なはなし、彼はひとのなかの陰りに、そのわたしにほほえむのですか、せかいがひとりひとりにひらかれているのはおそろしく切ない‼︎、
