いつもの習慣、いつもの仕事、いつもの生活…自分の生きやすい世界を構築する寡黙な主人公、そのこだわりを面白おかしく描かない作品で、観ていて肯定された気持ちになり安心した。相手と深く関らずとも、周囲に関心を持つことの大切さなんかも考えた。
「私はね」と話したくなるのもいい。価値観が違う人と出逢いたくなる作品。
三日坊主も大概でルーティン通りの生活がまるでできない自分。生活を固定することで自分の気持ちの変化などにも気がつけるのかも、とこの映画を見て初めて気付いた。
生身らしさ重視だからだろうけど、カメラワークが結構酔うこと多かったな。
あとキャッチコピー何回見ても納得いかねえ〜のでどういう意図でつけたのか教えてくれ。