何も変わらないように見えて、同じ日は一日も無い。毎日の中で、少しうまく行かないことがあれば、嬉しいイベントがある日もある。東京という近未来的な都市の中で、時代に取り残されたような家に住み、トイレ掃除という仕事をする。最新機器やアプリにも疎い平山は、まるで浦島太郎のよう。
結局のところ人生とは、似たような毎日の積み重ねであり、その中にある幸せと不幸せを受け入れながら生きていくということ。何も変わらないように見える日々の中で、小さな変化に幸せを感じることが出来るのであれば、どんな環境にいたとしても、それは「完璧なもの」になり得る。
大きな出来事は起きないが、全然飽きること無く観ていられる。出てくる東京のトイレが綺麗すぎるのは気になるけど。
