本当に見ることが出来てよかった。
この映画を美しい、愛しいと思えたことが
なんだか嬉しかった。
生きること、生活すること、
ただそれだけが、ただそれだけではない。
この映画のタイトルが「PERFECT DAYS」で
あることが素晴らしい。
まさに、PERFECT DAYSだった。
一瞬のきらめき、木漏れ日の瞬間、
平山さんの心が動く。
その瞬間が本当に美しくて、切なくて、
生きるとはこういうことかと
思い知ってしまった感覚だ。
日々の生活がその人全てに現れて、
言葉以上のものがそこにあった。
言葉なんて陳腐なのかもしれないけれど、
言葉にしか出来ないものもあった。
今度は今度、今は今。
はー、素晴らしかった、出会えて良かった。
役所広司が役者になってくれて
本当に良かった。