劇場にわざわざ観に行ってよかったと心から思える作品だった
平山の横顔ドアップでグッドミュージックが流れるところからグッと掴まれ、丁寧な仕事、植物や晴れ間、光と影のゆらめき、文学を愛することなど随所に心が浄化されるような描写が散りばめられてキリがない
平山というインテリジェンスの高い、現在は孤独なおじさんの過去に何があったのか、そしてルーリードの代表作と同名のタイトルについてこちらに想像させるところも楽しめる
横顔ドアップから始まり最後は正面ドアップで一言も発さず表情で語る平山になぜだか分からないけど涙した
あと、意識されてるのかわからないけど姪っ子の名前がニコちゃんなのも良かったなあ