育ちの良さから出る生活習慣と、日々の変化を汲み取る素養。
New dawn new day new life for meみたいな歌(聞き取った英語なので合ってるかわかんないけど)を最後ロングカットで流していてその曲の言語的理解とか、読む本の選択とかセンスの良さは、やっぱり「質素な暮らし」を享楽できるポテンシャルがあるからこそなのではないかと。
音楽チョイスはすごく良かった。
視聴者に平山の背景を想像させる余韻があるのは良かった。
公的便所の掃除する人は、あんなに家が整っているわけないだろうし、無口でもあんなに声をかけられる親しみやすさを持ち合わせているわけないだろうし、無欲ではなく社会的鬱憤あるはずだし、と色々平山が掃除人としては写実的ではないんだけれど、フィクションとして、映画として良かった。