あー良かった
特に最後30分位が
東京物語、みたいだった
いい意味で
建築物が好きだからあの透明なトイレの記事読んでトイレの清掃員の設定にしたんやろな、って思った
東京のトイレってほんといろんなデザインがあって面白いの
あー、分かる分かる、それが見せたいのね、世界に、みたいな
1時間半たっぷりそんな事ばっかりやってて
（※追記:The Tokyo ToiletのPR目的で作られたそうです）
ベルイマン感もあるし、さすらいにも見えるし、ベルリンもパリテキサスも
過去作とか影響受けてるものがファーっと浮かんできて微笑ましく観てた
日本人の監督じゃないから違和感？そりゃまぁあるんだけども
そこお礼言わないの？みたいな所言わないとか不自然さ？
カセットすんなり受け入れる、とか
湿らせた新聞紙を畳の上に散りばめて箒で掃いて掃除する、とか
いやいや、ってなるのそういうとこなんだろうけど
そこ含め面白いなーと
終わってYouTubeに上がってたインタビュー動画見てあーやっぱりね、みたいな
生活パターンが決まっている人で、神経質とか強迫観念とも違ってるけどちょっと変わってるって人
この主人公もそんな人なんだけど
でもそういう性格になる前に昔は実はこういう性格だったんじゃないか、がちょっと想像出来た
描かれてないものまで想像しながら観てたらそこまで退屈しないかな
そして安定のヴェンダースの選曲笑
石川さゆりの生歌は鳥肌もん👍
凄く良い余韻で私は満足でした
