とりあえず近くの席で観ていた外国人にはこの場を借りてありがとうと伝えたい。
平山さんが微笑む瞬間が心地よかった。
作中に散りばめられた新と旧、若さと老い、日本と外国、その文化が交わる瞬間はなぜか嬉しくて、どこか寂しくて、。
変わらないでいることはできないけど、昔のカセットとか古いものがブームとして再来することで、“確かにあったもの”を少しでも取り戻すことができる気がする。
今やサブカルチャーとか言われているのかもしれないけど、実はとても大事な役割を担っているのかもしれない。
あと、変わりゆくものは完全に変わるんじゃなくて、影のように重なって濃くなっていく。そう信じたいし、そうしなくちゃいけないと思った。
最後のシーンは役所広司でしか無理でしょってくらい贅沢な表情で、色んな感情が込み上げてきて、もはや感情が迷子状態だったけど、最高。
帰り道にSpotifyで『feeling good』を聞いたのは自分だけじゃないはず。