もんてすQ

アッシャー家の末裔のもんてすQのレビュー・感想・評価

アッシャー家の末裔(1928年製作の映画)
3.3
初のサイレント映画

原作のあらすじは凄く以前から知っていて、(フーン...)くらいに思っていた



・精神病の友人宅に主人公が招かれるんだけど、色々あって友人の妻が亡くなる
・その後も主人公は友人宅にいて、更に心を病んだ友人の面倒を見る
・すると凄まじい豪雨と稲妻が走り、最悪な天気になる
・ずっと窓の外を見続ける友人に対し、不安になった主人公「外を見るのをやめろ!神経がおかしくなってしまう!本でも読んであげる!」

最後の「本でも読んであげるっ!」ていう訳がカワイイ

しかし本を読み聞かせ始めると、恐ろしいことが...



友人の妻が絶妙なブス加減で、そこが恐怖感を盛り上げていました

何がしたかったん...という感じのストーリーですが(原作と確かオチが違う)、ブニュエルが製作に関わっているだけあって、シュールさというか...あの不気味で異常な雰囲気は良かったようには思います

サイレント映画でも画的には凄いものが撮れてて、昔の頑張る芸術家は偉いと思った
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