アッシャー家の末裔の作品情報・感想・評価・動画配信

「アッシャー家の末裔」に投稿された感想・評価

夢鏡

夢鏡の感想・評価

5.0
怪奇的な美しさ。幻想的な美しさ。怪奇幻想としての美しさ。映像美が素晴らしい。
詩的な映像という意味合いではなくもっと根源的な純粋映像詩って感覚で象徴的な不気味さが映像にそのまま焼きついている。

フィルムの色味、水、鏡、風、風に舞う枯葉、風に揺れるカーテン、崩れ落ちる本棚、蝋燭など、超自然的で超観念的で超現実的って意味ではシュルレアリスムな霊感に近いものなのかも。

物語自体は割と陳腐で退屈な部分もあるのだけれど、それでもそれを補って余りある映像そのもののデモーニッシュな引力と魔力。

素晴らしい。
くれお

くれおの感想・評価

3.7
この世界観を味わうと
映像がモノクロなわけではなく
実際にモノクロの世界だったとしか
思えなくなる
神奈川文学館で見た

昔の映画ってこんななんだって感嘆としてた

リメイクしたら恐怖感強まると思うけど、今の映画と構成が違いすぎて怖くなかった

音楽が美しかった

乱歩が評価したとおり、当時の映画で実写化するならこれが限界にして最高だと思う
okamura

okamuraの感想・評価

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無声映画LIVE 『アッシャー家の末裔』
演奏:HAIR STYLISTICS(中原昌也)
yuki

yukiの感想・評価

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中原昌也さんの生演奏と共に鑑賞。

全身が揺さぶられる感覚だった。
山

山の感想・評価

3.6
フランジュの獣主観はここからか。コットン地のゆらめきはほんのりエロい。だだっ広いのにミニマルな空間。ビデオクリップの走りな感じ好きではない。
映像表現が素晴らしい。暗い部屋、風、落ち葉、スローモーションなど不気味さを煽る装置としてしっかりと機能している。

終盤「燃ゆる女の肖像」が出てきた。
Nao

Naoの感想・評価

4.0
アッシャー家の屋敷で肖像画に取り憑かれていくサイレント期ゴシックホラー。アランポー原作小説の映画化。広々とした屋敷にカーテンや落ち葉を使った風の表現。多重露光など演出も豊かで耽美的。芸術映画の傑作。
午後

午後の感想・評価

4.6
エドガー・アラン・ポー原作のモノクロサイレント映画。青みがかった荒涼とした風景、アッシャーの名を忌み嫌う人々、陰鬱な屋敷の佇まい。当主は代々妻の肖像を描かなければならないという奇妙な伝統。無限に浮かぶ幻影のような佇まいの病身の女、対照的にまるで生きているかのような迫真の肖像画。カット割りが意外なほど細かい。風に膨らむカーテンや、舞う塵芥、本棚から落ちる書物のスローモーション。サイレントだけどギターの咽び泣くような音色が聴こえてくるようだった。
唯美主義のフランス詩人ボードレールを思わせる、ジャン・ドビュクール演じるアッシャー家の末裔ローデリックの神経質そうに擦り減った顔つきが良い。妻の肖像を描くことに執心する姿には鬼気迫るものがある。
寒々とした虚無が口を開けているように広漠な、がらんとした室内が良い。衰えゆく妻の、二重写しによって表現される目眩と、消耗してゆく蝋燭のカットバックの臨場感。絵画に命を吸われるかのように、衰弱していく現実の女と、次第に生彩を帯びていく画中の女。着実に、そして確実に崩れていく女、床に倒れた彼女の即物的な描写と、絵の中で瞬きをする女。妻が棺に入れられた後の、ロードレックが肖像画の前で浮かべる恍惚とした表情が良い。棺からはみ出た花嫁衣装が無惨にも引き摺られる光景、冷たい湖面に揺蕩う描写の美しさ。
耽美で、物悲しく、決定的なスローモーションの数々に心を奪われる。振り子時計が完璧な撮られ方をしている。終盤の描写は原作の方が好きかも。
smmt705

smmt705の感想・評価

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だだっ広い部屋がもうほんと素晴らしいと思ってしまう。あんなに大きな空間で映画を撮れるなんて、豊かだよなぁ。不気味なまでに妻を描くことに執着し、絵の方がむしろ生き生きとしていくというのも、すごくシンプルなお話だけど、その妻がとても物質的で、アッシャー家について深く掘り下げられたりもせず、ただただ妻が弱るというところに、惹かれるものがあった。
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