もんてすQさんの映画レビュー・感想・評価

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リアル・ペイン〜心の旅〜(2024年製作の映画)

1.5

ポーランドでホロコーストの歴史を辿りつつ、現代人の苦しみを描いたドラマ

言いたいことはわからないでもない(なんかあからさま過ぎる気がするけど)が、キーラン・カルキン演じるベンジーのキャラクターに耐え
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ナイトビッチ(2024年製作の映画)

1.5

専業主婦エイミー・アダムスが犬になる話

こういうお説教臭い話マジ嫌い
見る人を楽しませること以上に作り手が主張することが目的となってる
私は女性へのエンパワメントとかは大事だと思ってるけど、一方的に
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マーメイド・ボーイ 僕って人魚!?(1999年製作の映画)

2.0

人魚の息子を勝手に持ち帰った夫婦に育てられた少年が、ウロコとかヒレとか出始めるというファンタジー
この特殊メイクがマジでゾッとする

もっと恐ろしいのが異様なエンディングソングだったけれど

アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方(2024年製作の映画)

3.8

ドナルド・トランプのバイオピック
なんとなく期待せずして観たけど、意外と良かった

何から書いたら良いのか…
ハリウッドの映画シーンってクルエラ(101匹わんちゃん)やウィリー・ウォンカみたいな有名キ
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ドライブアウェイ・ドールズ(2023年製作の映画)

2.5

レズビアン二人が引っ越しするんだけど、いろいろな厄介事に巻き込まれるというコメディ
つまらなくはないけどイマイチ盛り上がりに欠ける
レズビアンバーってこんな感じなのか〜という良い勉強にはなった

ペド
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突然の恐怖(1952年製作の映画)

2.8

年下の夫にのぼせ上がっていたら〜逆玉狙いでした〜チックショ〜😡
という話

ジョーン・クロフォードが末期のRKOでセルフプロデュースした作品らしく、案の定"ザ・女優"みたいなシーンが多い
ただ録音テー
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憐れみの3章(2024年製作の映画)

2.5

支配に抗えない(依存している)人々を描いたトリロジー

上司・家族・宗教に支配されているけれど、被支配者側も支配なしでは人生や自我が崩壊するみたいな事を言っていて、メインテーマ曲として使われているユー
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千夜一夜物語(1969年製作の映画)

2.5

有名な伝承?のアニメ化

出てくる女がことごとく彫りが深くて、今どきのアニメキャラとは全くデザインが違うな〜と思う
あとみんな意味なく乳を放り出していて景気良かった

『アイス・スパイス似のビッチが出
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哀しみのベラドンナ(1973年製作の映画)

3.0

若い新妻に訪れる不幸を描いた大人向けアニメーション(今でいうエロアニメに当たるんだろうか)
一応原作があるらしい

海外レビューサイトで評価が二分していて、まあフェミニストとかの人たちが怒るのはわかる
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ココ・シャネル 時代と闘った女(2019年製作の映画)

-

なんかカッコいいって賞賛されてるけどこの人相当な差別主義者っぽくないか…?
ディオールのドラマでも超感じ悪く描かれていたし
ココ・シャネルの才能とか努力よりも、やたらネガティブな情報ばかりが頭に残った
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ビッグ・ビジネス(1988年製作の映画)

3.0

出生時に取り替えられた双子がなんやかんやあってニューヨークで出逢うという話
ベット・ミドラーがリズミカルに牛の乳搾りをするシーンが楽しい

ベット・ミドラーと双子のリリー・トムリンがコメディエンヌっぷ
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スイング・ホテル(1942年製作の映画)

-

二人の男が一人の女を奪い合うミュージカル映画
クリスマスの定番作品のひとつらしい

「黒人の私たちを〜エイブラハム・リンカーンが解放してくれた〜♪」という歌を…顔を黒く塗った白人たちが歌っていて衝撃だ
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陽暉楼(1983年製作の映画)

3.0

高知の芸者たちの情念を描いたドラマ

他の人も書いてるけど、池上季実子と浅野温子のキャットファイトがほぼ『ゼイリブ』だったことと、一人称が【おまん】だったことが印象的だった
正直『肉体の門』の方が遥か
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サンタクローズ(1994年製作の映画)

3.0

サンタの衣装を着てみたために強制的にサンタクロースにさせられる(ビジュアルもサンタ寄りになる)というホリデーコメディ
コメディ調だが、ストーリーはかなり『リング』とかのホラーだと思う

主人公は嫁と離
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ホーム・スイート・ホーム・アローン(2021年製作の映画)

1.5

FOXがディズニー傘下に入って初めてのホームアローンフランチャイズ

面白くなさすぎてもはや悲しくなってくる
「バカな大人(強盗ですらない)がトラップに引っかかるだけ」というのが見せ場というのがやるせ
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Brandy Hellville & the Cult of Fast Fashion(原題)(2024年製作の映画)

3.5

BMと略される企業といえばビッグモーターというイメージがあるじゃないですか
部下に「お前の嫁を流産させるぞ」とか言ってた人たちがいる会社
ところがブランディー・メルヴィルというEvilなアパレル企業が
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26世紀青年(2006年製作の映画)

3.6

これトランプ再選でやたら取り上げられていた映画
コールドスリープで目覚めた主人公は500年後くらいの時代にいて、人類の知能が著しく劣化している世界になっちゃってたっていうストーリー
書いてて気づいたけ
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ジェフリー!(1995年製作の映画)

3.2

エイズ禍がすごかった時代のゲイを描いたコメディ
舞台劇の映画化らしい

出てる人たちがゲイじゃないのにそれっぽく芝居できていてすごかった
主人公は開始早々運命のイケメンマッチョに出逢うんだけど、彼はH
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ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

2.8

アメリカ次期副大統領の半生を描いたバイオピック
今観るべき内容なのではと思い視聴

貧困家庭から軍に入隊しイラクへ赴き、除隊後にイェール大のロースクールに通う苦学生が主人公
おかあさんがヘロイン中毒に
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ルックバック(2024年製作の映画)

3.0

話題の読み切り漫画のアニメ化
まさかのMGMのロゴが冒頭に出てくる

原作を読了しているのでアニメになって改めて感動とかは特になく、どちらかと言えばやたら劇伴で泣かせようとしてくるところが好きになれな
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マーサ(2024年製作の映画)

3.7

女性実業家の半生を本人のインタビューと当時の映像を元に構成したドキュメンタリー
見ごたえはあるけど観たあとで何とも言えない気分になります

他の人も書いてるけどマーサってマァ〜〜〜すんごいエゴの強い人
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ハワード ディズニー音楽に込めた物語(2018年製作の映画)

3.5

ディズニー映画楽曲の有名どころを手掛けた作詞家のドキュメンタリー

「ディズニーだから簡単に良いものが作れちゃうんだろって思われがちだけど、全くそんなこと無くって試行錯誤の連続なんだよ」みたいなことを
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グレイテスト・サマー(2018年製作の映画)

3.2

クセ強めな祖母が死ぬ間際に暴露したことが原因で家族がめちゃくちゃになるさまを描いたヒューマン・コメディ
最近色々出演しているジョーイ・キングが主演

母親はユダヤ人で父方は敬虔なクリスチャンの間に生ま
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キャビン(2011年製作の映画)

3.0

山小屋に遊びに来た若者グループを襲う恐ろしい現象と、その背後にある驚きの陰謀を描いたスラッシャー映画
MGM/UAが配給するはずが、経営難によってライオンズゲートに配給権が移されて大ヒットしたという経
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アイズ・オン・ユー(2023年製作の映画)

3.0

アナ・ケンドリック


アイラ・フィッシャー


エイミー・アダムス
顔が似てる女優だと思う

実在したシリアル・キラーの事件を基にしたクライムスリラー映画
劇場で金払って観るもんじゃないけど
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ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ(2022年製作の映画)

2.5

ぶちぎれ義姉シーンとエンディングの16ビット風ムービーは良かったが、あとは別に…
まあほぼ子供向けだし

トランスフォーマーとかもそうだけど、アメリカと対象的に日本での人気が大してないのが切ない

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.9

内戦下にあるアメリカで、二人のロイター記者、NYタイムスのベテラン記者、駆け出しの若い報道カメラマンの四人がワシントンDCへと向かうまでを描いた戦争ロードムービー
A24

戦争映画なんだけど、アメリ
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

2.0

タイムトラベル能力を駆使して理想の人生を歩む男性が主人公のラブ・ストーリー

まあ…その…甘めのラブ・ストーリーにイギリスのユーモアをほんのり足しました〜みたいな話
『500日のサマー』が苦手な私には
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13日の金曜日PART3(1982年製作の映画)

2.5

呪われたと評判のキャンプ場でキチガイが人を殺しまくる話

『ブロークバックマウンテン』を観るつもりがなぜか何の共通点もない本作の1〜3作を観てしまった
流石に三作も続けて観ると同じことの繰り返しに飽き
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ジョン・ガリアーノ 世界一愚かな天才デザイナー(2023年製作の映画)

3.4

ディオールのデザイナーだったジョン・ガリアーノがいかにして成功し失墜したのかを、本人と周囲の証言を元にして構成したドキュメンタリー

激務とパートナーの死去で精神状態が最悪になり、泥酔時のユダヤ人差別
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リタ・モレノ 私は進み続ける(2021年製作の映画)

3.5

プエルトリコからの移民であるリタ・モレノがいかにしてショウビズ界で成功し、その裏に苦悩があったかを語るドキュメンタリー映画

マーロン・ブランドに関してのエピソードは前にも聞いたことがあったけど、映画
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

2.5

オチが有名過ぎて逆に観てなかった
あんなふうに殴り合って何になるんだろうと思いながら観てた
男性たちが「タイラーさんってやっぱすげーッス」みたいになってるのは面白い
ヘレナボナムカーター以外に女性で役
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ガール・ネクスト・ドア(2004年製作の映画)

2.0

元AV女優に恋する優等生のラブコメ

なんか微妙にテンポ悪いというか、つまんなくはないけど何も残らない
『スクリーム2』の犯人だ!とか『SATC』でサマンサといい感じだったおっちゃんだ!とかそういう微
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

2.4

人気ビデオゲームシリーズのアニメ化

キャラクター造形が随分幼稚だな〜と思ったけど、まあ子供向けだし
アメリカ人による二次創作というか…
ただCGなんかは気合がものすごくて、製作側の熱意が伝わってきた