もんてすQさんの映画レビュー・感想・評価

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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

1.8

ラジー賞の発表を毎年楽しみにしていたが、近年のラジー賞の傾向は単に大コケした作品ばかりが選ばれている気がする
昔から興行収入も選定の理由ではあったのだろうけど、それだけではなく『変な映画』であることも
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ウィキッド ふたりの魔女(2024年製作の映画)

3.6

人気ミュージカルの映画化
アリアナ・グランデがスネ夫みたいな女役を好演している

アリアナ・グランデといえばニコロデオンという子供向けネットワークの番組で活躍し、そこから歌手として華々しい活躍をしてい
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ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

4.2

人気ストリッパー嬢に起こったできごとを描いたヒューマン・コメディ
NEON

自尊心についての話だと思う
公開初日に観に行ったけど、あまり感想を書きたくなくて放っておいた

ちょっと泣いたし、思い出し
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ブラザーズ・ラブ(2022年製作の映画)

2.4

男女のラブコメをゲイ男性に置き換えたような作品

主人公があまりにも神経質かつ面倒くさい奴でそりゃ彼氏できね〜よ…と思った
あとちょっと編集が安っぽかったのもマイナス点

3Pしようとしてたのに鬱陶し
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ムービング・オン 2人の殺人計画!?(2022年製作の映画)

2.0

老女二人がゲスなマルコム・マクダウェルを殺害する計画を立てるコメディドラマ

私はジェーン・フォンダ好きだけど、これは…

名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024年製作の映画)

2.7

ニューポートのフェスにいた斧を使った労働歌パフォーマーたちヤバかった

キャリー(1976年製作の映画)

3.8

再見

このキャリー、なんと原作者スティーブン・キングによればモデルになった実在の女性がいたそうです

キングの同級生のいじめられっ子だった女子が、クリスマス休暇明けに見違えるほど綺麗な服装やヘアスタ
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サタナ 悪魔(2023年製作の映画)

2.6

結構前に観たけど、確か「カール・テオドア・ドライヤーに捧ぐ」みたいなのがオープニングに出てきて、確かにそういう感じの作風だった

何が言いたいのかわかるようなわからんような

スマイリー・フェイス(2007年製作の映画)

3.6

マリファナで完全にキマった状態の女優志望のニートが無茶苦茶な計画を立てて無茶苦茶なことをするコメディ

何が何だかわからないけれど楽しく観れるというか、よくわからないトリッピーな多幸感に包まれる感じが
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ブルータリスト(2024年製作の映画)

3.3

ハンガリーでのホロコーストから逃れたユダヤ人建築家のアメリカでの活躍と苦悩を描いたドラマ
A24(北米配給)

またまたまたまたユダヤ人の映画かいっ!と思ったけど最近観たものの中では比較的面白くはある
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Blink Twice(原題)(2024年製作の映画)

3.0

億万長者から誘われた休暇先の島で贅沢三昧のはずが、実は恐ろしいできごとが…ていう話
散々他の方々がレビューに書いている通り『ドント・ウォーリー・ダーリン』とまあまあ似ている
あっちよりもう少しだけ良か
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ペット・セメタリー(1989年製作の映画)

3.0

死んだ動物を埋めたら生き返る墓場を舞台にしたホラー

スティーブン・キング原作で脚本も本人が手掛けたんだけど、主人公のお父さん役が結構演技ヘタでキング本人も苦言を呈しているっぽい
かなりハンサムなんだ
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セプテンバー5(2024年製作の映画)

2.3

ミュンヘンオリンピックで発生したテロ事件の報道の模様を描いたドラマ

つまんなくはないけど微妙
イスラエル・パレスチナの話だと思っていたけれど、報道倫理とかシドニー・ルメット『ネットワーク』系
ワンシ
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地獄の警備員(1992年製作の映画)

2.7

総合商社で殺人鬼が人を殺し回るスリラー

『孤独のグルメ』なんかで気のいいおじさん役が増えた松重豊の狂気、大杉漣の気持ち悪さなどが見どころ
『P2』みたく、もうちょっとハラハラさせてくれたら良かったん
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呪霊 THE MOVIE 黒呪霊(2004年製作の映画)

2.6

一話から十話までの短編ホラーを順番逆にして構成したホラー

他の人も書いてるとおり呪怨のモロパクリアイデアなんだけど、さすがにホラーで有名な人が撮ってるだけあってセンスはあるつくりになってる

セリフ
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オトシモノ(2006年製作の映画)

1.3

落とし物を拾ったら呪われるというホラー

内容が怖いとか怖くないとかは置いておいて、作ってる方も意味がわからなくなってる感じがした
ホラーをいい話っぽくして終わるという最悪なパターン

沢尻エリカの眉
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リアル・ペイン〜心の旅〜(2024年製作の映画)

1.5

ポーランドでホロコーストの歴史を辿りつつ、現代人の苦しみを描いたドラマ

言いたいことはわからないでもない(なんかあからさま過ぎる気がするけど)が、キーラン・カルキン演じるベンジーのキャラクターに耐え
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ナイトビッチ(2024年製作の映画)

1.5

専業主婦エイミー・アダムスが犬になる話

こういうお説教臭い話マジ嫌い
見る人を楽しませること以上に作り手が主張することが目的となってる
私は女性へのエンパワメントとかは大事だと思ってるけど、一方的に
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マーメイド・ボーイ 僕って人魚!?(1999年製作の映画)

2.0

人魚の息子を勝手に持ち帰った夫婦に育てられた少年が、ウロコとかヒレとか出始めるというファンタジー
この特殊メイクがマジでゾッとする

もっと恐ろしいのが異様なエンディングソングだったけれど

アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方(2024年製作の映画)

3.8

ドナルド・トランプのバイオピック
なんとなく期待せずして観たけど、意外と良かった

何から書いたら良いのか…
ハリウッドの映画シーンってクルエラ(101匹わんちゃん)やウィリー・ウォンカみたいな有名キ
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ドライブアウェイ・ドールズ(2023年製作の映画)

2.5

レズビアン二人が引っ越しするんだけど、いろいろな厄介事に巻き込まれるというコメディ
つまらなくはないけどイマイチ盛り上がりに欠ける
レズビアンバーってこんな感じなのか〜という良い勉強にはなった

ペド
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突然の恐怖(1952年製作の映画)

2.8

年下の夫にのぼせ上がっていたら〜逆玉狙いでした〜チックショ〜😡
という話

ジョーン・クロフォードが末期のRKOでセルフプロデュースした作品らしく、案の定"ザ・女優"みたいなシーンが多い
ただ録音テー
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憐れみの3章(2024年製作の映画)

2.5

支配に抗えない(依存している)人々を描いたトリロジー

上司・家族・宗教に支配されているけれど、被支配者側も支配なしでは人生や自我が崩壊するみたいな事を言っていて、メインテーマ曲として使われているユー
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千夜一夜物語(1969年製作の映画)

2.5

有名な伝承?のアニメ化

出てくる女がことごとく彫りが深くて、今どきのアニメキャラとは全くデザインが違うな〜と思う
あとみんな意味なく乳を放り出していて景気良かった

『アイス・スパイス似のビッチが出
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哀しみのベラドンナ(1973年製作の映画)

3.0

若い新妻に訪れる不幸を描いた大人向けアニメーション(今でいうエロアニメに当たるんだろうか)
一応原作があるらしい

海外レビューサイトで評価が二分していて、まあフェミニストとかの人たちが怒るのはわかる
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ココ・シャネル 時代と闘った女(2019年製作の映画)

-

なんかカッコいいって賞賛されてるけどこの人相当な差別主義者っぽくないか…?
ディオールのドラマでも超感じ悪く描かれていたし
ココ・シャネルの才能とか努力よりも、やたらネガティブな情報ばかりが頭に残った
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ビッグ・ビジネス(1988年製作の映画)

3.0

出生時に取り替えられた双子がなんやかんやあってニューヨークで出逢うという話
ベット・ミドラーがリズミカルに牛の乳搾りをするシーンが楽しい

ベット・ミドラーと双子のリリー・トムリンがコメディエンヌっぷ
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スイング・ホテル(1942年製作の映画)

-

二人の男が一人の女を奪い合うミュージカル映画
クリスマスの定番作品のひとつらしい

「黒人の私たちを〜エイブラハム・リンカーンが解放してくれた〜♪」という歌を…顔を黒く塗った白人たちが歌っていて衝撃だ
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陽暉楼(1983年製作の映画)

3.0

高知の芸者たちの情念を描いたドラマ

他の人も書いてるけど、池上季実子と浅野温子のキャットファイトがほぼ『ゼイリブ』だったことと、一人称が【おまん】だったことが印象的だった
正直『肉体の門』の方が遥か
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サンタクローズ(1994年製作の映画)

3.0

サンタの衣装を着てみたために強制的にサンタクロースにさせられる(ビジュアルもサンタ寄りになる)というホリデーコメディ
コメディ調だが、ストーリーはかなり『リング』とかのホラーだと思う

主人公は嫁と離
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ホーム・スイート・ホーム・アローン(2021年製作の映画)

1.5

FOXがディズニー傘下に入って初めてのホームアローンフランチャイズ

面白くなさすぎてもはや悲しくなってくる
「バカな大人(強盗ですらない)がトラップに引っかかるだけ」というのが見せ場というのがやるせ
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Brandy Hellville & the Cult of Fast Fashion(原題)(2024年製作の映画)

3.5

BMと略される企業といえばビッグモーターというイメージがあるじゃないですか
部下に「お前の嫁を流産させるぞ」とか言ってた人たちがいる会社
ところがブランディー・メルヴィルというEvilなアパレル企業が
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26世紀青年(2006年製作の映画)

3.6

これトランプ再選でやたら取り上げられていた映画
コールドスリープで目覚めた主人公は500年後くらいの時代にいて、人類の知能が著しく劣化している世界になっちゃってたっていうストーリー
書いてて気づいたけ
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ジェフリー!(1995年製作の映画)

3.2

エイズ禍がすごかった時代のゲイを描いたコメディ
舞台劇の映画化らしい

出てる人たちがゲイじゃないのにそれっぽく芝居できていてすごかった
主人公は開始早々運命のイケメンマッチョに出逢うんだけど、彼はH
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ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

2.8

アメリカ次期副大統領の半生を描いたバイオピック
今観るべき内容なのではと思い視聴

貧困家庭から軍に入隊しイラクへ赴き、除隊後にイェール大のロースクールに通う苦学生が主人公
おかあさんがヘロイン中毒に
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ルックバック(2024年製作の映画)

3.0

話題の読み切り漫画のアニメ化
まさかのMGMのロゴが冒頭に出てくる

原作を読了しているのでアニメになって改めて感動とかは特になく、どちらかと言えばやたら劇伴で泣かせようとしてくるところが好きになれな
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