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ポトフ 美食家と料理人のjocoのネタバレレビュー・内容・結末

ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

トランアンユン監督作観るのは夏至以来です。そしてピエールガニエール料理監修に期待高まる。

冒頭から調理シーンの長回しに圧倒される。わたしは手の込んだ料理をしない人間なので、息の合った料理人たちの動きや下拵えされた食材、調理器具などを見ているととにかくグッとくる。ずっと観ていられる。
少し後ろ目で見たので前方席で料理の細かな仕上がりも眺めたいが、配信されたらじっと見よう。

この2人の関係もよかった。
いわゆる胃袋をつかむ、という表現が合っているのかはわからないけど、こんなパートナーシップ素敵だ。妻ではなく、料理人でいること。しかもこれ、21世紀じゃなく19世紀の話でしょ?ウージェニーかっこいい。

新たな料理人との出会い、若い才能との出会い、この後のストーリーも見たくなった。

特に観ていて食べたくなったもの
・プロポーズした時の一品目。
・パイに入ったクリームシチュー?
・焼きたてをむしり取って食べるブリオッシュ
・ナプキン被って香りも楽しむウズラ?かな、鳥料理
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