Paula

落下の解剖学のPaulaのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
2.0
DCコミックスの雄でスカポンタンが大好きな『ワンダーウーマン』なら作中、ドイツんだオランダが英語を喋ってもまぁいいかなって、許せるけれども... 賞自体がどうのこうのと言いたくはないけれども選考の結果が肌に合わない国際映画ショウって最近多すぎるってか!?

映画に関しては、フーダニット(whodunit)的ぃ~なファクターが多いのでレビューは控えるけども...

Presumably, this was to ensure US
and UK sales.
カンヌってフランスだったと思うんだけども...? 

Much as it galls the French, English
has become Europe’s cultural lingua
franca
("France’s cultural exception” に繋がる The Guardianの見出し記事より) 映画に関しては、あまり言いたくはないけれども、一つだけ許されるなら、このドイツ出身の女優さんはフラ語を流ちょうに実際には話せるという事。この映画製作者のアザトさを知った時に女性と言うよりも人間性を否定したくもなった。

 

監督であるジュスティーヌ・トリエがカンヌでの受賞後のスピーチで政府を批判するいわゆる暴言を発している。暴言と言うのは、あくまでもあたしの意見ではありませんけど... 何か?(言い訳です。失礼。)


① The “commercialisation of culture
 this neoliberal government supports
 is in the process of breaking France’s
 cultural exception”.

①に関しては、フランス政府はアメリカの約5倍にあたるGDPの1.5%を文化や創造活動に支出しているのにも関わらず、アメリカを中心とした英語圏による圧倒的な文化市場の支配がある。それに対抗するために「ハリウッド映画をはじめとした強大なアメリカ文化に対するフランス文化保護の姿勢を世界に表明した。いわゆる「文化的例外(éxception culturelle)」と言われている。
なんだかんだ言って、彼女の暴言は個人的には売名行為でしかない!

“This film would not have seen
the light of day without our French
film financing model, which allows
for a diversity that is unique in the
world. Let’s not forget that.”
フランスの文化大臣が驚きを隠さずに即座に旧ツイッターで述べていた。こんなの放っておけばいいのに... 文化大臣ともあろう者が

授賞式の時に彼女の横で尻尾を無くした黄色いエイプが、フラ語も分からずにおバカな笑顔で写真に写っていたのは、笑えた。
辛辣すぎて失礼しやした!?
Paula

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