かんじ

落下の解剖学のかんじのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
3.8
法廷版『ほつれる』

羅生門みたいな要素もあるけど、内容は夫婦のイサかいの映画。裁判になると家族の陰部を赤裸々に話すことを強制されると、そりゃ真実も語れない…真実を語りたくても語れない法廷、ってのは自分的には新しい視点だった(日本でもそうなのかな?)

面白かったのは外国語で通訳なしで裁判しているとこ。字幕だから伝わらないかもだけど、日本語と中国語で裁判してるのと同じか、と思うと、凄いなと思った。

犬の演技?が凄いというか、アレ本物?それともアニマトロニクス? どうやって撮ったんだろう?

とりあえず喧嘩中の夫婦、カップルにはオススメできない映画であることには間違いないかな。
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