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落下の解剖学のtohkoのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
3.5
けっこう地味な作品だと思うけど(失礼)初日の夕方観に行ったら、ほぼ満席だったよ(キャパ300くらいのとこ)
祝日という要因はあったと思うけど
もちろん主人公サンドラも その息子ダニエルも圧巻のお芝居なのだけど主人公の家のワンコの演技が素晴らしすぎた!
あまりに完璧で一部のシーンは本物そっくりのワンコロボットでも使ってるんじゃないかと疑うほど

それと夫婦喧嘩の描写がリアル
喧嘩の内容云々よりも片方が理詰めで追い込んでいって片方がメンタルやられちゃう感じ、あるあるですわぁ(うちだけ?w)
パートナーと観に行くのは気まずいかもよ
主演のザンドラ・ヒュラーのちょっと冷たい眼差しと的確に夫の痛いところをド正論で攻撃する様子は怖い
観客もその印象から夫の死の原因を判断しがちだけど真実は?

そうそう、話の筋とは直接関係ないけど、サンドラが眠ってしまった息子ダニエル(設定は11歳だったかな?)をひょいと抱きかかえて階段あがってベッドまで連れていくシーンには驚いた!
え、30kg以上あるよね?こんな軽々すごくない?私が非力なだけかな?w
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