この映画の凄さは音楽の使い方…だと思います
凄い…というか劇伴が一切ない
一切ないというと語弊があるが
オープニングとエンディング以外
本作における音楽は全て、作品の世界で実際に流れている音のみ
これ多分気づかない人もいるんじゃ無いかなというぐらいに自然
つまりは劇伴で感情がコントロールされる事なく、純粋に会話から得られる情報のみで感情を揺さぶられる気持ちよさ…いや、気持ち悪さ
毎年この時期はアカデミー賞候補作品で普段は観ない系統の作品にも触れるタイミング
こういう映画とも出会いが楽しかったりします
上映時間は長いが個人的には時間をまったく気にせずにしっかり楽しめました
フランスのイケおじ弁護士は被告人にすごく積極的でグイグイなので文化の違いを冷めた目線で眺めたりしてました
途中でイッヌがどえらい事になるんですが
えっどうやって撮影したの?
動物虐待だろ…ヤバくない?
…これイッヌの演技だそうです
えっイッヌってこんな演技できるの?
…もう最優秀助演男優賞(女優?どっち?)はこのイッヌで決まりだろ
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▼劇場
チネチッタ
CINE7
▼作品名
落下の解剖学 字幕
▼日時
2024/2/23(金)
20:20~23:00
▼座席番号
F-7