Junpei

落下の解剖学のJunpeiのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
4.9
法廷劇として最大級の面白さ。『クレイマー・クレイマー』や『マリッジストーリー』でも描かれていたが、何気ない一言が裁判で思わぬ解釈をされるというのが法廷劇の醍醐味で、本作はそれが余す所無く描かれていた。50 Centやスティーブンキングに流れ弾が飛んでいたが、普通の会話ではコメディに思えても法廷ではシリアスに見えるのも面白い。カメラワークもドキュメンタリー的な撮影で、実際の法廷では撮影不可なので、そこも面白かった。
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